先日、ODC「デザイン経営講座」でご指導いただいた村田智明先生(JIDA理事長)が登壇された 「JIDA SUMMIT」 を拝聴しました。
今回のサミットで特に印象に残ったのは、村田先生の言葉、「素材に意匠を加えて知財になる」というフレーズです。
日本の産業が誇る「素材技術」「品質の高さ」に、さらに「デザインの力」を吹き込むことで、まだまだ日本の工業は世界で強みを発揮できる。まさに「デザイン経営」を体現するようなメッセージでした。
【デザイン経営の生きたExample】
冒頭の基調講演そのものが「デザイン経営」の生きた例でした。
資料の見せ方、構成、そして言葉選びまで、非常に洗練されていて「プレゼン資料もデザインの一部」であることを改めて実感しました。
これまで学んできた「デザイン経営講座」の内容が、今回のサミットでより具体的になりました。
【JIDAが直面する課題とアクションプラン】
講演では、JIDA(日本インダストリアルデザイン協会)が抱える課題として次の4点が挙げられていました。
1.活動の規模の限界
2.企業との連携不足
3.情報発信の弱さ
4.若手との接点不足
これらを解決するために、先生は「10のアクションプラン」を提示されました。
〇PRセンターの外部委託
〇デザインスクールの開設
〇デザインミュージアム(リアル)の創設
〇WEBポートフォリオの整備
〇タイムスタンプサービス
〇デザイン検定の実施
〇行政との連携強化
〇デザイナーを守る支援体制の構築
〇社会課題研究部会の発足
その中でも、特に心を惹かれたのは「社会課題研究部会」と「タイムスタンプサービス」です。
社会課題研究部会は、村田先生の著書『行為のバグ取り』で紹介されていた“課題集め”の実践に繋がる取り組み。
タイムスタンプサービスは、私自身がITの現場で関わったことのある領域でもあり、デザインと技術が交わる具体的な仕組みとして強い興味を持ちました。
【まとめ】
今回のJIDA SUMMITは、「デザインと産業の接点」「デザインがもたらす価値創造」そして「協会活動そのものをデザインする」取り組み
を強く感じさせる場でした。
村田先生をはじめ、関係者の皆さまに感謝しつつ、今後の自分自身の取り組みにもしっかりつなげていきたいと思います。
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